ある大会を終わって、保護者向けへの話し

F町大会を顧みて

 F町大会は、遠いところまでご苦労様でした。子ども達精一杯の奮闘振りだったと思います。(力を残した子もいたようですが(笑))
 親は子供のためなら、何でもしようと思いますが、子供にはなかなかその思いが届かないのは、いつの世も同じだといえます。
 親御さんの熱意には頭の下がる思いですが、我々指導陣も、その思いに少しでも応えるべく、努力してゆきたいと思っています。日頃、休みがちなことをお詫び致します。

その上で、少々時間が経ってしまいましたが、一つ

 合同稽古は「自由参加」と私が言いました。(これは、それぞれの事情がある中での配慮であり、原則的には「いるものは全員参加」という前提付きなのでした)
 その後、鵜島先生が「全員参加だぞ」ということになり少々子ども達が混乱しました。しかし、私と鵜島先生の言うこととはちぐはぐなこととも言えないのです。

 私が家に帰ってから三男と二女に話した内容は、(二人は渋々合同稽古に参加しました)

「 自由参加 」 とは、自分の意志で参加しなさいということです。お父さんはお前達の師匠(先生方全員)であり、師匠がわざわざ防具をつけて稽古に望もうとしているのに、弟子が稽古をしないなどということが通るわけがない。「 自由参加 」 とは、参加しないのも自由ではなくて、「 自分の意志で参加する 」 のが修行の道だ。上の三人なら、あの場で稽古しないなどということは考えられない。

と言ったら、二人も理解できたようです。少々難しい話しですが、剣道を教わっている立場として、自分の「分」をわきまえ、師弟関係の中で、この場合自分がどうしたらいいのかを判断でき、ひいてはいろんな場面で応用できる人間に成長してもらいたいと思います。
 保護者の皆様も、剣道を通して、子ども達がそう言った分別を身につけることを願って、家庭でも指導してください。

 子供の指導は根比べであり、すぐに子ども達は変わりませんが、今回のことは、剣道修行の場でどのように身を処していくべきかを考える良い機会であったと思います。
 そしてこれは、生活のあらゆる場でも活きてくることだと思います。もっとも、我々大人も心して自分の身を処して行かなければならないことですが。

以上、宜しくお願いします。